ごまめ(田作り)の簡単な作り方 おせちに入れる意味とは

田作りおせち
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田作り

おせちの名脇役 ごまめ

おせちの主役は伊達巻きや
かまぼこですが、名脇役として
欠かせないのが、ごまめです。
(別名田作りとも言います。)

ポリポリとした食感が
おいしいので、おせちだけでなく
普段使いにも◎

ごまめはカルシウム豊富

ごまめはカタクチイワシを使って
作りますので、カルシウムたっぷりな
のもおすすめポイントの一つです。

育ち盛りのお子さんや
ダイエット中の方でも
安心して食べることができますよ。

ごまめ(田作り)の作り方と
意味についてご紹介します。

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おせちにごまめの意味

日本人は農耕民族なので、
畑や田んぼをすごく大事にしていました。

秋にやるお月見とかも
そのときにとれた作物を
月にお供えしますよね。

そして、その大事な畑を作る時に
肥料として使われた
のが、
ごまめなんです。

ごまめをお正月に食べて
今年もたくさんの作物が
取れますように
、といった願いを
かけていたんですね。

昔は作物が取れるかどうかに
よって生活がかかっていましたから、
豊作で今年も豊かに暮らせますように、
という願いを託していたのです。

今では昔のようにカタクチイワシ
そのまま肥料にすることはありませんが、
魚粉の肥料は今でもありますよね。

アミノ酸などが多いので、
果実の肥料などに適していると
言われています。

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おせちのごまめの作り方

材料

カタクチイワシ
砂糖
醤油
みりん
ごま

煮干しと素干し

カタクチイワシは煮干しなどの
材料にもなっている魚ですが、
煮干しのものと田作りで使うものは
製法が異なります。

おせちの田作りに使うなら、
素干しといってカタクチイワシを
乾燥させたものを使います。

煮干しのものだとゆでてから
乾燥させているので、食感が
異なるかと思います。

煮干しで代用できなくもない

煮干しの方が安く入手できますので、
食感が気にならない方は
煮干しで作ってみてもいいですよ。

ごまめをから煎り

まずはごまめをから煎りします。

フライパンに油をしかずに
ごまめを入れて炒めていくと
香ばしい香りがしてきます。

そして、フライパンに当たる
ごまめの音が乾燥した音に
変化してきます。

サインを見逃さずに炒めてください。

調味料を火にかける

いったんお皿に取り出して
調味料をすべて入れて火にかけます。

砂糖とかみりんとかが
入っていますので、
火が入るととろっとしてきます。
(あんまりやると焦げてしまって
カラメルのようになってしまうので、
加熱しすぎには注意です。)

ごまめを加えてごまを加える

ここに先ほどのごまめを加えて
さっと混ぜ合わせてごまを振りかけます。

広げて冷ます

冷めると固まってきますので、
その前にオーブンシートなどに
広げてくっつかないようにしておきます。

ごまを変えてアレンジしても

ごまの代わりにピーナッツを
使ったり、クルミを使ったり、
アレンジしてみてもおいしいですし、
飽きが来ません。

和えるものを変えると
純和風な感じから感じ方が
変わってきます。

おせち以外で普段使いしたいなら、
いろいろアレンジして楽しんでみてください。

日本人はカルシウムが不足

日本人はカルシウム摂取が
不足している方が多いです。

学校給食で必ず牛乳がありますが、
あれもカルシウム対策だったり
する場合が多いです。

小魚はカルシウムいっぱい

ごまめは小魚を丸ごと食べていますので、
カルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムの定着を助けるビタミンDも
一緒に含まれているので言うことなしです。

DHAで頭がよくなる?

さらに頭がよくなるといわれている
DHAも含まれていますので勉強を
頑張っているお子さんにこそ
食べてもらいたい食材の一つです。

普段スナック菓子を食べている
お子さんのおやつをごまめに
変えるだけでも栄養バランスが
グンと改善されてきます。

作り置きもできますから、
ごまめを普段の生活に
ちょっと取り入れてみませんか。

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