いつもの安いお米でもガスコンロで“ふっくらつやつや“甘いご飯に仕上げる炊飯方法とコツ

炊きたてご飯
この記事は約6分で読めます。
「ガスで炊いたご飯はおいしい。」
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

炊きたてご飯の香りはなんともいえない幸せな気分にしてくれます。
旅館のご飯みたいに甘くてふっくらつやつやしているご飯を自宅でも食べたいですよね。

電気炊飯器でもおいしくご飯が炊ける製品がたくさん出てきていますが、やはりそういった物はいいお値段・・・。
ガス炊飯器も売っていて、そんなに高くはないのですが設置場所が限られるのが困ったところ。

そこでおすすめしたいのが、ガスコンロ。
自動炊飯機能がついていれば、ボタン一つでおいしいご飯が炊けちゃいます。

今回はガスコンロでお家にあるいつものお米でおいしいご飯を炊くコツと手順についてお伝えします。

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お米をガスで炊くメリット・デメリット

普段、電気炊飯器でご飯を炊いている人にとって、ガスコンロでご飯を炊くのは結構ハードルが高いですよね。
実際、私も「ガスコンロで炊いて失敗しても面倒だな・・・」なんて思っていました。

ガスでご飯を炊くはおいしいと知っていても、難しそうというイメージがありますし。
ここではガスでお米を炊くメリットとデメリットについてまとめてみます。

メリット

いつものお米を同じ手順で炊いているだけで、別物の様においしいご飯に炊きあがります。
自分でやってみるまで、私も「そんなに大差ないでしょ」って正直なところ思っていました。

だけど、実際にやってみたら、かなり炊きあがりに差が!
ご飯の粒が一つ一つ独立している感じで歯ごたえがあってもっちりしています。
それなのに電気の炊飯器で炊いたご飯より粒がしっかりしている感じ。

もちろん、ご飯を炊く時の水加減はいつもと同じです。
電気炊飯器で炊いたときよりもご飯の甘みがしっかりしている感じもします。

「気のせいでしょ」と言われればそこまでですが、おいしさで比較したらガスで炊いたご飯に軍配が上がります!

デメリット

一回あたりの炊飯にかかるガス代・電気代で比較すると、電気炊飯器の方がやや安い場合が多いです。
電気炊飯器は、一回あたり3円程度。
ガスで炊くと、一回あたり4~13円程度。

お使いになる機械によってかなり差が出てしまいますが、電気炊飯器の方が安く済みます。
ちなみに都市ガスの場合は上記のコストになりますが、プロパンガスの場合はもう少しガス代が高くついてしまう傾向にあります。

コストがかからないガス機器でご飯を炊くなら、電気炊飯器でもガス機器でも大きな差はありませんね。

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お米を洗って水に浸す

水
おいしいご飯を炊くために大事な物、それは水です。
特に最初にお米を洗う時の水がとっても大事。

お米をさっと洗って捨ててしまうので、「もったいないな」なんて考えてしまいがち。
だけど、最初の洗米の時に6割もの水をお米が吸ってしまうんです。

そして、忙しいとつい短縮してしまう浸水時間。
この二つのポイントを守るだけで格段においしいご飯に炊きあがりますよ。

お米を洗う時に使う水

お米が最初に水に触れる時、一番たくさんの水分を吸い込みます。
ですから、お米を水洗いする時の水こそ、浄水かおいしい水を使ってください。

どうせ捨てる水だから、とケチっているとおいしいご飯に出会えません。
ミネラルウォーターだと割高ですがポット型や水道直結型の浄水器なら、そこまでのコストもかからず、おいしい水を作ることができますね。

ポット型浄水器は、水をあらかじめ作っておくことができます。
冷蔵庫に冷やして置いておいたりする事もできるので、便利です。

冷蔵庫に入るタイプを購入すれば、夏場に冷たい水が飲みたい時にも飲めて便利です。ミネラルウォーターを買う必要がなくなるので節約にも。

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蛇口直結のタイプの浄水器は、あらかじめ浄水を作っておくことはできませんが、場所をとりません。
冷やしておくことはできませんが、新鮮な水を使えるというメリットもありますね。

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どちらが良いかは、お好みで。

お米の浸水時間の目安

お米を水に浸すのは電気炊飯器と同じですね。漬けておく時間もほぼ同じ感覚でOKです。

冬場なら1時間程度。
夏場なら30分程度
お米を水に浸す時間が短いとどうしてもパサパサとしたご飯に仕上がってしまいます。
でもきちんと水に漬ける時間を取ることで格段においしいご飯のできあがり。

多少長くなってもお米が水を吸いすぎることはありませんので、大丈夫。
帰宅してすぐにお米を炊きたい場合や、準備してからお米を炊くまでに時間がかなり空く場合におすすめな方法があります。

冬場は室温で置いておいても、ニオイはさほど気になりませんが、夏は気になることも多いです。そんなときに便利な裏技。
それはボールなどに洗ったお米と適量の水を入れた物を冷蔵庫で冷やしておくことです。

しかも、当日に使わなければ次の日に使ってもOK。
休日のお出かけなど、予定がはっきりしない時に「とりあえずお米だけ準備しておくか」、なんてのもありです。

お米を炊くのに適した鍋

鍋

ガスコンロで簡単にお米を炊こうと思ったら、外せないのが自動炊飯機能。
正しく働いてもらうためにはお鍋の選び方もポイントがポイントになってきます。

これを守らないと火力調節がうまくいかず失敗してしまうことも。

まず鍋底に凹凸のあるタイプの物はセンサーでの火加減がうまくいかないので、避けましょう。

お鍋の底の部分の高さが二段階になっているようなデザインの物とか、鍋底がゆがんで変形している鍋もNG。

底の部分が平らになっている鍋を必ず選んでください。

自動モードで炊くなら普通の土鍋はNG

意外かもしれませんが、土鍋はガスコンロの自動炊飯機能を使うのであればダメ。
センサーが正しく温度感知できないためです。

土鍋でご飯を炊きたいのなら、自動炊飯機能を使わずに炊くか、センサーに反応する様に真ん中部分に加工された土鍋をセレクトしてみてくださいね。

ガスコンロの自動炊飯機能で炊く

最近のガスコンロには「炊飯」ボタンまたは「ごはん」ボタンなどがついている物がありますね。
これがあれば、自動で火加減を調節し、おいしいご飯を炊きあげてくれるんです。

我が家のガスコンロにも「炊飯」ボタンがついているので、その機能を使ってご飯を炊いてみました。

火加減は勝手にコンロがやってくれて、時間になったら自動的に消火されます。
そして、コンロのタイマーでカウントダウンが始まり、蒸らし時間が終わったら音でお知らせしてくれました。

電気炊飯器とほぼ同じ感じで、本当にボタン一つで・・・って感じ。
本当にびっくりする位お手軽でした。

自動炊飯機能がない場合

自動炊飯機能がない場合は、お米を炊く量によっても時間が変わってきます。
中火で10分くらいで沸騰させ、弱火で15分、蒸らし15分くらいで調節しながらたいてみましょう。

まとめ

ガスコンロで手軽においしいご飯を炊く方法をお伝えしました。
お米を洗って、水に浸す時間をしっかりとって炊くだけ。
意外とシンプルですよね。

「最近のコンロはいろんな機能がついているけど使いこなせない・・・」なんて思っている方も多いと思います。

手間はあんまり変わらずにいつものご飯がおいしくなりますので、是非チャレンジしてみてくださいね。

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