梅酒がにごる原因と対策 にごりやカビの梅酒は飲める?

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梅酒づくりに失敗?

梅酒を漬けていると、うまく行く年と
同じようにやっていても失敗してしまう年とが
ありますね。

同じレシピで作っているのに味も毎年違うし、
うまく行ったり失敗してしまったり、
梅酒づくりは奥が深い・・・と実感する瞬間です。

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本当ならば梅酒はきれいなコハク色に
なってくるはずですが、
なぜかにごってしまう場合があります。

その原因と対策について書いてみます。

梅酒がにごる原因-熟した梅を使っている

まず、梅酒がにごる原因として
考えられるのが熟した梅酒を使っている事。

熟した梅は何ともいえない香りが漂っているので、
お酒にしたときに香りがいい物ができやすい特徴があります。

ただ、熟した梅はすでに柔らかくなっていますので、
梅の実が崩れてしまったり、梅のエキスを引き出す
過程で浸透圧がかかりすぎて梅の実の中身が
出てきてしまって梅酒がにごるケースが考えられます。

とにかく香りの良い梅酒を作りたいという場合には
熟した梅酒を使うのをお勧めしているケースもありますが、
基本的にはまだ青い青梅を使った方が失敗が少なくて済みます。

梅酒がにごってしまった場合

梅酒が濁ってしまったとしても
味がおかしくないのであれば飲むのは問題ありません。

こうなった場合は梅の実を取り出して、
できればキッチンペーパーなどで濾してから
保管するようにした方がいいですね。

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梅酒がにごる原因-高級な梅

南高梅とか、高級な梅干しを使って
梅酒を作った場合もにごりが発生しやすいです。

梅干しでもそうですが、安い梅は
皮が厚くしっかりしているのに対し、
高級な梅は皮が薄く果肉が柔らかいですよね。

梅干しの材料として使ったときには
この皮が薄いという特徴がとても良く、
いい梅干しになってくれるのですが、
梅酒の場合は皮が薄いことにより
浸透圧が強くなるとにごりが
発生しやすいというデメリットを
生んでしまうことがあります。

高級な梅で漬けたらさぞかし
おいしい梅酒ができそうだ、と
考えてしまいがちですね。

安い梅の方がにごりが発生しづらく
キレイな梅酒が作れることもあります。

梅酒を漬けていてなぜかにごってしまうという方は、
まず安い梅を入手して梅酒を漬けてみてください。

梅酒にカビが発生した場合

梅酒を漬けていて次に気になるのがカビが
生えてしまったケースですね。

お酒が蒸発して梅が空気中に出ている状態に
なっているとどうしてもその部分から
カビが生えてしまいやすくなります。

時々梅酒の様子をのぞいて梅が
顔を出しているようであれば梅酒から
引き上げてしまいましょう。

もしカビが発生してしまったとしたら、
その梅酒はあきらめた方がいいかもしれません。

梅酒を加熱殺菌してもカビの毒素は消えませんし、
加熱殺菌することで風味もアルコールも
減少してしまう事から美味しさが半減してしまいます。

多少のカビなら飲んでも大丈夫、と言う意見もあるようなので、
とってもいい出来だったのに、と言う場合は味を
確かめながら飲むという手もありそうです。

その際はくれぐれも体調を崩さないようにご注意くださいね。

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梅酒の特集記事を作りました。
基本の飲み方からカクテルを作る方法。

漬ける時の様々なレシピや
漬け終わった後の梅の実の再利用法などなど

是非参考にしてみてくださいね。

”http://www.funnews.pink/archives/1696.html”
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