暖かい海水で増殖する腸炎ビブリオを予防する方法と特徴

魚食中毒
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魚

腸炎ビブリオとは

腸炎ビブリオは暖かい海水に
生息する細菌で、
海水が暖かくなると海水の中で増殖します。

水揚げされた魚に付着

そのため、海水を泳いでいる
魚に付着して水揚げされてしまうので、
取扱いを間違えると魚と一緒に
腸炎ビブリオ菌までもが
口に入ってしまうのです。

注意したい時期

日本近海で取れる魚については
5月ごろ~9月ごろのものが危険性が高いです。

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最低気温が15℃で、海水温度20℃というのが
腸炎ビブリオが増えやすい条件となります。

輸入魚は冬でも腸炎ビブリオがいることも

先程、”日本近海で取れる”とわざわざ書いたのは、
最近は魚も輸入に頼っていることがあるため、
日本が冬でも魚の産地が夏で海水が暖かければ
腸炎ビブリオ菌が付着している可能性があるので、
一年を通じて対策をしておく方が安心ですね。

腸炎ビブリオについて

食品

海水に生息する魚(特に夏場は注意!)

特徴

海水温度が20℃以上になると
海水の中で増殖してしまいます。

真水の環境で増えることが
できないので、調理前に
魚を水洗いすることが重要。

潜伏期間は半日後~1日後
酸に弱いので、胃液で殺菌可能。
腸炎ビブリオを発症するために
はかなりの数の菌が必要。
→感染力はさほど強くない

10℃以下では増殖できない。
暖かい地域から輸入している
魚介類については冬でも安心できない

発熱があってもそんなに高くなることはない
3日くらいで症状が快方へ向かうことが多い。
死者はさほど多くない。
加熱しても食中毒になる。
人から人への感染はない

真水でしっかり洗って
温度管理ができていれば
割と防げる食中毒になります。

加熱殺菌しても毒素は消えない

ただ、一度増殖してしまった
腸炎ビブリオは加熱で殺菌されることはされますが、
細菌が増殖したときに生成した
毒素は加熱しても残っているため、
加熱殺菌すれば大丈夫と言えない種類のものになります。

予防するためには

予防のためにはとにかく
下記について気を付けてください。

・魚を使う前に真水でしっかり洗う
・魚を触った後は手や
 調理器具をしっかり洗浄する
・材料を入手したら、
 早めに加熱する(刺身以外)
・買い物から戻ったら
 すぐに冷蔵庫に保管する。
・他の食品に腸炎ビブリオが
 付着しないように細心の注意を払う。

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漬物などの塩漬けにも注意

腸炎ビブリオは海水と同じくらいの濃度で
増殖しますので、漬物とかも注意しないと
野菜と一緒に食中毒菌を入れていることになり、
しばらくつけておく間に食中毒菌が
どんどん増えていくことになりかねません。

生の魚介類を扱うときには、
腸炎ビブリオがいるかもしれないということを
頭に置いておいてください。

そして、調理する順番を考えたり、
生魚を扱った後は殺菌しておくなどの
対処をしておくといいと思います。

治療法は回復を待つのみ

腸炎ビブリオになってしまったら、
特別な治療法はありません

基本的に菌が体内から出て行って
通常の体調に戻るように
待つだけになってしまいます。

薬などで症状を抑えるのは
逆に良くないと、細菌では考えられています。

脱水症状には気を付けて

下痢や嘔吐で体内の水分が不足
してしまいますので、
こまめに水分を補給して
脱水症状にならないように、
気を付けてみてください。

物を食べられないという時期は
飲み物として水分を摂っていても、
食品からの水分がない分、
体が脱水情報に陥ることがありますので、
水分と休息を取って体を休めることも大事です。

夏場は腸炎ビブリオの
食中毒が多いのでお刺身とか
ちょっと心配になってしまいますね。

お刺身は生で食べることが
多いですので、特に注意が大切です。

買ってきたものであれば
温度管理を徹底することが
唯一の食中毒予防の方法となります。

自分で魚をさばくときには、
腸炎ビブリオの特徴を思い出して、
しっかり真水で洗うことを
忘れないように気を付けましょう。

それと、体調がすぐれない時には
生モノは避けることと
ちょっとおかしいなと思ったら
食べるのをやめる勇気も大切です。

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