土鍋でお米を炊くとおいしくなる理由 失敗しないためのコツを伝授

土鍋
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ガスで炊いたご飯はおいしい

お米を炊く時に炊飯器を使う方が
多いと思いますが、ガスでご飯をたくと
普段のお米がよりおいしくなると
言われていますよね。

最近では電気炊飯器も
進化してきていて土鍋で炊いたように
おいしく炊いてくれるものも
登場してきているようですね。

でも、やっぱりそういったものは
価格も高いです。

高い炊飯器を買わなくても
ガスでご飯を炊ければ
おいしく炊けますので、
そのコツをご紹介します。

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土鍋で炊く

家にある普通のお鍋でも
おいしくお米を炊くことができます。

ですが、土鍋の性質を利用したら
もっとおいしく炊くことができますよ。

”http://www.funnews.pink/archives/1110.html”

土鍋は割れやすく扱いにくい

土鍋は割れやすいので扱いが
面倒なところはありますが、
それでもやっぱり使う
メリットは大きいです。

温度上昇が緩やか

どうしてかと言うと、土鍋は
鍋の温まりまでに時間がかかるので、
鍋の中の温度の上昇がゆっくり
なことがあります。

甘みたっぷりのご飯に

温度がゆっくり上昇することにより、
お米の中に存在しているアミラーゼ
という酵素が働ける時間が長くなります。

アミラーゼはお米のデンプンを
分解する働きのある酵素なので、
甘みが増したご飯が炊けるようになるのです。

よく噛むとご飯が甘くなるのは

話がちょっとずれますが、
ご飯をよく噛んで食べたとき、
だんだん甘くなって来ますよね。

唾液の中にもアミラーゼが
含まれていて、口の中に入った
ご飯のデンプンを分解しているからなのです。

アミラーゼが働く温度

このアミラーゼが働ける温度は
40~50度が一番ベストなので、
この温度が長い時間保てるように
すると甘くて美味しいご飯になってくれますよ。

ご飯の美味しさは甘さとか
粘りとかにありますので、
この点で土鍋にメリットがありますね。

ご飯の炊き方の名言

ご飯の炊き方で
はじめちょろちょろ中ぱっぱ
と言いますので、沸騰までの時間が経過したら
今度は強火で炊いて行きます。

沸騰するまでの時間が10分
くらいだとおいしくできます。

中ぱっぱの時には一気に高温まで
持っていく方がおいしく炊きあがります。

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高温で炊くとカニ穴が開く

ガスを使うと一気に高温まで
持っていけるので、カニ穴と言って
ご飯を炊いた時の空気の通り道
みたいな穴がぽこぽことあいた
状態で炊きあがります。

電気炊飯器で炊いた時には
こんな穴はあかないですよね。

お寿司屋さんとかでご飯が
立っている状態がベストとか言いますが、
本当にそんな感じに炊きあがります。

沸騰したら弱火で15分

沸騰したら今度は弱火に
してお米を炊いて行きます。

この時は15分くらい
かけて炊くようにします。

土鍋は保温性が高く熱を
保ってくれますので、
弱火にしても中の温度が
冷えないのが特徴です。

音がして来たら中火

だんだんとお鍋のなかの水分が
飛んでぱちぱちという音がしてくると
思いますので、火を強めて10秒くらい加熱します。

ここで余分な水分を飛ばして
おこげを作る手順です。

水分がどの程度残っているか
心配なときは、この段階でフタを
とって確認してみましょう。

もし水分が多ければ加熱時間を
ちょっと長めにします。

蒸らしの時間は15分

加熱後はフタを取らずに15分
くらい蒸らしの時間を取ります。

この時、できるだけ温度が
保温されたままの方がいいので、
土鍋の保温性はここでも役立ってくれますね。

土鍋なら炊き込みごはんもOK

炊飯器だと炊き込みご飯を作った時に
ニオイがいつまでも抜けないような
ことがありますね。

土鍋だと全部丸洗いすることが
できますので、炊き込みご飯をしても
次にニオイが残るということがなく、
おすすめです。

炊飯器のようにボタン一つで
ご飯が炊けるのに比べたら
ちょっと面倒ではありますが、
いつもよりおいしくご飯を炊いてみたい
方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

土鍋でご飯を炊くのがおいしく
なりすぎて炊飯器に戻れなくなって
しまうかも知れませんが・・・。

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