小松菜の栄養の効果 ビタミンを逃さない加熱方法

料理
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小松菜

小松菜に含まれる栄養を効率良く摂るには

小松菜は一年中手に入る野菜ですが、
旬は冬です。

冬と言えば風邪の季節ですが、
風邪の予防のために必要な栄養(特にビタミン)が
たっぷり含まれています。

ビタミンを効率良く摂るためには
その特性を良く知って適した調理法で
調理する必要があります。

どのビタミンを摂りたいのかによって
適している調理法が変わります。

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小松菜ってどんな野菜?

小松菜は江戸時代に
カブとアブラナの交配によってつくられた品種です。

栽培をしていた場所が小松川だった事に由来して
小松菜という名前が付けられました。

そういわれてみれば、小松菜の
葉っぱの形はちょっとカブに似ていますよね。

小松菜とよく似ている野菜として
ほうれん草がありますが、こちらも小松菜と同じく冬が旬の野菜です。

小松菜とほうれん草を比べてみると、
小松菜の方がちょっと葉や茎が肉厚な感じです。

また、根っこの部分がちょっと違っていて
ほうれん草の方がピンク色をしているのに対し、
小松菜は白いです。

葉っぱの形は煮ていますが、
根元を見たら簡単に見分けが付きますね。

小松菜はカルシウムが豊富

カルシウムが多い野菜と言えば
ほうれん草のイメージがありますが、
実は小松菜の方がカルシウムを多く含んでいます。

具体的に言うと、
小松菜・・・約170mg
ほうれん草・・・約50mg(ともに100あたり) です。

小松菜の方が3倍強ものカルシウムを
含んでいます。

カルシウムは日本人に不足しがちなミネラルと
言われていて、一日あたり600mgが必要と言われていますが、
これを満たすのはけっこう難しいです。

学校の給食などで牛乳が出された記憶があるかと思いますが、
これはカルシウムを補給する意味合いもあります。

カルシウムはあんまり吸収率のいいミネラルではないのですが、
工夫をすることによって吸収率を高める事ができます。

お酢などと一緒にカルシウムを含む
食品を取るとキレート作用が働き吸収率が上がります。

酢の物など、お酢を使ったレシピで
小松菜を調理するといいですね。

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カルシウムと一緒に摂りたいビタミン

カルシウムを摂るときには
ほかのミネラルと一緒に摂るといいです。

特にビタミンDをいっしょに摂ると
カルシウムの吸収を助けてくれますし、
骨を丈夫にするのにも役立ってくれます。

ビタミンDを取るにはシイタケがいいです。
できれば少し日光に当てておくといいです。

シイタケにはビタミンDになる前の物質が含まれていて
日光当てる事でビタミンDへと変化するのです。

シイタケを日光に当ててから使うのが
難しい場合はシイタケを食べて日光に当たるのでもOKです。

小松菜にはビタミンAも豊富

小松菜の栄養は、
カルシウムだけではありません。

最初に書いたように、
風邪の季節に役立ってくれる栄養もたくさん含まれています。

風邪予防のためには、のどや鼻など
の粘膜を強化するのがいいとされています。

のどや鼻の粘膜を強化するのには
ビタミンAをしっかりと摂るといいです。

小松菜の栄養を効率よく摂るための調理法

ビタミンAは脂溶性(油に溶けやすい性質)の
ビタミンなので、小松菜を油で炒めて摂ると吸収がUPします。

次に免疫力を強化するビタミンCも
しっかり摂りましょう。

ビタミンCは水溶性ビタミンで熱で
壊れやすい性質を持っています。

ビタミンCを摂りたい場合には、
生で摂るのがいいとされています。

ビタミンCは美白化粧品などでも話題に
なっているので、お肌が気になる女性の方も積極的に摂取したいですね。

小松菜はいろんな栄養素を含んでいる冬が旬の野菜です。
しっかり栄養を摂って風邪に負けない体を目指しましょう。

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