あさりの塩抜きと砂抜きの違い 急いでいる時の時短レシピもあり!

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あさりの砂抜きと塩抜き

あさりなどの貝類を食べるとき、砂抜きや塩抜きをしますよね。
同じ物のように思えて、実は別の物なのです。

それぞれの違いについてまとめてみました。
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砂抜き

まず砂抜きについてはあさりが海水とともに
吸い込んでしまった砂を吐かせる工程です。
あさりが生息していた場所の海水を使うか、
同じくらいの塩分濃度の水を使って砂を吐かせる事を言いますね。

砂抜きの方法はこちら。

塩抜き

あさりは海に生息していますので絶えず海水を吸い込んでいますので、
塩分が多い状態になってしまっています。

調理するときに塩分を少し控えればそれでもいいと言えばいいのですが、
できれば塩抜きもしておきたいところ。

塩抜きは簡単で、あさりを使うちょっと前に水からあげておくだけ。
あさりの砂抜きの時に塩水でしますので、
その水を吸い込んでいるとしょっぱくなります。

この水を吐かせる事で塩水を少なくして塩分を下げていくのです。
時間としては大体1時間程度あれば大丈夫です。

塩抜きをする時の注意ですが、冷蔵庫に入れない事。
冷蔵庫の中では低温すぎてあさりが眠ってしまいます。

寝てしまえば当然水を吐いてくれませんので、注意が必要です。

また、塩抜きをする前にあさりを洗うのは絶対に避けてください。

あさりは海水に生息している貝なので、
淡水で洗ってしまうと貝が口を堅く閉ざしてしまうので、
塩水を吐いてくれなくなります。

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時短レシピの50度洗い

砂抜きや塩抜きの時間がそんなに長くとれないよ!
と言う場合は短時間でできる50度洗いがおすすめです。

50度洗いをすると、身がプリッとしておいしくなるのですが
保存がきかなくなるので、その日に食べる分だけ
行うようにしてそれ以外の物は通常の砂抜き、塩抜きで
対応するようにしましょう。

50度洗いの方法は簡単で50度のお湯を作って
そこにあさりを入れます。

殻と殻をこすり合わせるようにしてから、
2~3分そのまま放置してあとは冷水につけておくだけです。

50度洗いの温度について

この時の温度ですが、50度ぴったりである必要はないのですが、
43度以下になると雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、
途中でお湯が冷めてきてしまったら足し湯をして
温度が下がらないようにしてください。

また、52度以上だと火が通ってしまうので、砂抜きになりませんので、
熱すぎても冷たすぎてもNGです。

寒い時期には、念のため熱湯を少し多めに
作っておくと安心ですね。

50度洗いは失敗例の報告も

ただ、あさりの50度洗いについては否定的な意見も多数あるようで、
失敗例も報告されているようです。

あくまで急いでいるときの応急処置的な位置づけでいた方が
無難かもしれませんね。

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潮干狩り・あさりの特集ページを作りました。

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