いちごのプランターでの育て方 肥料のやり方とランナーから苗を取る方法

いちごガーデニング
この記事は約4分で読めます。

いちご

甘くておいしいいちごを収獲したい

自分で育てたいちごは完熟してから収獲できるので、甘くておいしいです。
プランターで簡単に育てる方法についてまとめてみました。

いちごの苗選びですが、たくさんの収穫を期待するなら
四季なりいちごの品種を選びましょう。

通常のいちごの苗だと春になって4月ごろに花が咲きますが
四季なりいちごは花が咲く期間が長いためたくさんの収穫を見込むことができます。

いちごの植え付けは10月ごろまでに

春にいちごの花をつけさせたいのであれば10月~11月ごろまでに
苗の植え付けをするといいです。プランターに植える場合、
深植えにならないように注意して植えつけます。

いちごは根元の部分に葉っぱが出ている部分があり、
ここは土から出ている状態で植わっているのが正しいです。

この部分を土に埋めてしまわないように注意して植えつけます。

できればいちご専用の土を使って

いちごを植え付ける時の土は、腐葉土が適していますが
いちご用の土と言うものが販売されていますので、
そちらを使った方が何かと悩まずに済むかと思います。

肥料は植えつけから1月後に

10月に植え付けたとしたら、定着するまでに約1か月かかります。
定着したころに肥料を与えるようにしましょう。

また、いちごは寒いのと乾燥に弱いため、
真冬になる前に寒さ対策をしてあげましょう。

いちごの寒さ対策

いちごの寒さ対策の一つにマルチングがあります。

マルチングはいちごの根元の部分をわらで覆って
寒さからいちごの苗を守る方法です。

このほかには根本の部分に黒いビニールを敷いて
土の温度が下がりすぎないようにする方法や
ビニールハウスをかぶせて保温する方法などがあります。

お好きな方法を選んで保温してあげてくださいね。

スポンサーリンク
[ad#ad]

いちごは乾燥気味に育てる

いちごは水を好む植物ですが、あんまり水が多いと
根腐れして枯れてしまいますので、夏以外は水を控えて育てます。

夏は水をやらないとすぐにしおれてきてしまいますので、
しおれる前に水があげられるようにしておくといいですね。

花が咲いたら受粉を手伝って

冬を無事に越したら春になって花が咲きます。
この時、花芽をつけるためには昼と夜の気温の寒暖差が必要になります。
寒暖の差がしっかりある方が花芽をつけやすくなります。

花が咲いたら筆などで受粉しましょう。
受粉するときには、絵の具の筆などで
いちごの花の部分をポンポンとつつくイメージでやっていくといいです。

受粉したらひと月くらいで赤くて立派ないちごが収獲できます。

実ができる頃は鳥に注意する

ここで一つ気を付けておきたいのが鳥です。
彼らもおいしいいちごを狙っているので、収獲の時期になるとつっつきにきます。

しかも鳥は朝が早いためふつうにしていたら鳥の方が早起きですので、
いちごの収穫時期が近くなったら注意しておきましょう。

ランナーで次の年の苗を作っておく

いちごの収穫時期が過ぎた5月ごろからランナーを伸ばし始めます。

ランナーは次の年のいちごの苗を作ることができますので、
苗を取りたい場合はそのまま伸ばしていって
二つ目以降の葉っぱから苗を作るようにしてください。

通常、一つ目の葉っぱの部分は親株の病気を
引き継いでいる可能性があるとして使わないようにしているようです。

ランナーから苗を作る時はマルチポットのような物に
用土を入れておいてランナーの葉っぱの根っこの部分を土に固定するようにしていきます。

根っこが付いたら親株から切り離して管理をします。

後はこのまま苗を育てて10月ごろに定植するという
サイクルの繰り返しになります。

いちごは多年草なので、次の年も同じ苗から
収獲することも可能なのですが、同じ苗をずっと育てていると
そのうち収獲できるいちごが小さくなってきてしまいますので、
通常は一年ごとに苗を更新することが多いようです。

いちごは実を収獲するのがちょっと難しい物ですが、
自分で育てた物はやっぱり格別です。

おいしいいちごがたくさん収獲できるように頑張ってみてくださいね。

スポンサーリンク
[ad#ad]

タイトルとURLをコピーしました