黄色ブドウ球菌の食中毒の感染源は?皮膚に傷がヤバい理由

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誰の皮膚にもいる常在菌

食中毒というと、食材にいる
菌が繁殖してそれが原因で
症状が起こるというイメージがありますが、
人の手にいる常在菌が原因で起こる
食中毒があります。

手に限らず、人の皮膚には
常在菌が存在しています。

わかりやすい例だと顔にニキビが
できる原因としてアクネ菌がありますよね。

これだって皮膚に存在している
常在菌の一つです。

黄色ブドウ球菌は手などに存在

同じように手にも細菌が存在していて、
特に食中毒の原因となりやすいのが
黄色ブドウ球菌という細菌です。

毒素を作り出す食中毒菌

肌にいる分にはさほど悪さはしないのですが、
食品にくっついて増殖するときに毒素を
生成してしまいます。

この毒素の量が多いと
食中毒を発症してしまうことがあります。

黄色ブドウ球菌が原因の食中毒
の対策について詳しくお伝えしていきます。

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手指の傷には要注意

黄色ブドウ球菌は皮膚に存在している
ことが多い菌ですが、特に傷があると
増殖しやすい傾向にあります。

手荒れしていてささくれがあったり、
手に傷がある状態で料理をすると
料理をする中で食品に黄色ブドウ球菌が
入ってしまう可能性が高まります。

手指に傷があるときに調理をするなら、
特に気を付けないといけないです。

とはいえ、主婦の方は洗剤や
水の影響で手が荒れている方も多いので、
手荒れしているから料理しない!!
というワケにはいかないですね。

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ビニール手袋を有効活用

そんなときにおすすめなのは、
ビニール手袋です。

100均などでも料理で使える
ビニール手袋が売っていますので、
常備しておくと便利です。

傷がない方でもひき肉を
こねるときとかに使ってもいいですし、
掃除の時にだって使えます。

特に湿疹などがあり、
食材に触れると反応して
かゆくなってしまう場合にも
手袋で防ぐことができるので、
おすすめです。

夏場だと、汗をかいてちょっと
気持ち悪いですが、食中毒になってしまうよりは
いいので、そこは目をつぶっていきましょう。

黄色ブドウ球菌が作る毒素

黄色ブドウ球菌が出す毒素はエンテロトキシン
という毒素で、腹痛や下痢、吐き気などの症状をもたらします。

黄色ブドウ球菌の発症までの時間

食中毒は汚染された食品を食べてから発症するまに
時間がかかるイメージがありますが、
黄色ブドウ球菌の場合は毒素に対して反応するので、
発症するまでの時間が比較的短いです。

早い場合だと、発症するまで30分くらい。
遅い場合でも6時間くらいで発症します。

毒素型の食中毒の方が反応が早い

体内で細菌が増えて食中毒
になる物より、毒素型のものの方が
発症までの時間が短い傾向にあります。

こうやって考えると、体ってすごいなと
改めて感心してしまいますね。

体にとって有害なものが
入ってきたときにすぐに反応できるように
なっているのですから。

食中毒になった時に、体の症状だけに目を向けると、
この症状を早く何とかしたいとそれだけを
考えてしまいますね。

だけど、吐き気や下痢などの症状を止めてしまうことで
体が不要なものを外に出そうとしているのを
止めてしまうことになります。

病院へ行かずに薬を飲むのは
絶対にやめてくださいね。

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