
だるまはまず目入れで開眼を
だるまは達磨大師という南インド出身の僧侶が座禅を組んでいる姿を
モチーフとして作られたものですね。
縁起物としてお正月の縁日や
だるま市などで入手する事ができます。
だるまの目は白い状態で
売られている事が多いので
自分でまず目入れをしてだるまに命を吹き込む(開眼する)事が必要です。
だるまの目入れの順番や日にちなどについて
ご紹介します。
だるまの選び方
だるまは一年に一つ購入して願掛けをします。だるまといえば「赤」と言うイメージですが、初詣などで販売されている物はカラフルな物があり、
どの色を選んでもいいそうです。
風水と結び付けて金運は黄色もしくは金色とかとしてもいいですし、
自分の好きな色で選んでもいいとの事でした。
また、サイズも数種類ありますので、だるまを飾っておくスペースとかを
考えてサイズを考えるのもいいですね。
ちなみに私は金運をアップしたいので(笑)
黄色いだるまを最初の年は選びました。
次の年は金色のだるまを見つけて金色のだるまを選んでみました。
気分や用途によって選ぶだるまの色を変えてみてくださいね。
だるまの目入れの日
だるまの目入れをする日ですが、大安の日にやるといいと言われています。大安はひと月にだいたい5日前後あるようです。
この他にも先勝や友引の日もだるまの目入れに適しています。
ただし、先勝の日は早くする事が吉なので午前中に目入れをするようにしましょう。
だるまの目入れの順番
だるまの目入れの順番宗派によって異なるようです。だるまの左目(向かって右側)の目に目入れをして開眼するのが多いようです。
宗派によっては逆になる場合もありますので、だるまを販売されている方に
念のため聞いてみるのもいいと思います。
(聞いたら上記のように親切に教えてくださいました。)
だるまのもう一つの目はいつ入れる?
もう片方の目はだるまに願掛けした願いがかなったときに書き入れます。
願いによっては一年で完結するものばかりではないと思いますので、
そんな時には大晦日にもう片方の目を入れて完成させます。
そして年が明けたらまた新しいだるまを購入して目入れをして願掛けをしていく、
という繰り返しになります。
だるまの目入れをする時のポイント
このとき、だるまに願掛けをするので、心を落ち着かせてだるまとしっかり向き合って丁寧に目入れをしてくださいね。
だるまの目入れをする時は、筆の方が気分が乗りますね。
筆をわざわざ準備しなければいけないなどの場合は、
筆ペンやマジックをつかっても問題ありません。
また、だるまの塗料の関係で墨が使えないものもありますので、
目入れをする時にチェックしてからやるようにしましょう。
だるまの目入れのコツ
きれいにだるまの目入れをするためのコツについてです。筆で墨汁を使って目入れをする時は墨汁をほんの少しにした方がいいと思います。
目入れをした墨汁が乾くまでにかなり時間がかかります。
あんまりたくさん墨汁を付けてしまうと
墨が垂れてしまってキレイに目入れをする事ができません。
筆先にほんの少しだけつけるのがポイントです。
筆ペンで書くときは墨の量は気にしなくていいです。
目入れのインクが乾くまで時間がかかりますので、
誤ってこすったりしないように注意するだけでいいでしょう。