七草がゆの材料の意味と栄養 食べる日はいつ?

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七草粥とは

七草粥は、お正月のおせちに飽きたな、
という1/7の朝に食べるものです。

中国から伝わったもので、
本来であれば旧暦の正月である
2月に食べるものなのですが
今はお正月のおせちで疲れた
胃腸を休めるという事もあり、
1/7に食べるという習慣が定着しています。

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七草粥はただ胃腸を休めるだけではなく、
一年間の無病息災を願って食べるものです。

そして、七草粥の七草は、
どれも生薬として使われているもので、
秋や冬の乾燥した空気で肺に負担が
かかりやすいのですが、それに対応した
生薬になっているというから驚きです。

七草粥に入れる野菜

七草粥に使う食材は下記の7種類です。
1.せり
2.なずな
3.はこべら
4.ごぎょう
5.はこべら
6.ほとけのざ
7.すずな
8.すずしろ

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七草粥の栄養

それぞれの栄養成分についてみてみると・・・
せり・・・ビタミン、ミネラルが豊富。
緑の部分にはβカロテンも多く含まれています。

冬は風邪をひきやすいので、
ビタミンをたっぷりとってのどや
鼻の粘膜を強化したいですね。

せりは日本のハーブとも
言われその独特な香りにはリラックス効果があるとか。
同じセリ科の三つ葉の香りもいいですよね。

カリウムでむくみ解消にも

栄養としてはカリウムや葉酸を多く含みます。

カリウムは余計な水分を体外に
排出するのを助けてくれるので、むくみ解消に効果大。

葉酸はビタミンBの仲間で妊婦さんは
多めにとった方がいいとされているビタミンです。

水溶性のビタミンなので、
水に溶けやすいです。煮たりしたら、
汁までいただきましょう。

なずな

なずな・・・別名ぺんぺん草とも呼ばれる。子どもの頃、
その辺に生えているのを抜いて来て、ぺんぺん草で遊んだ懐かしい記憶があります。

はこべら

はこべら・・・こちらも利尿作用があります。
むくみ解消に効果大。
お正月はついつい飲み過ぎて
しまったりしますので、
余分な水分を排出してくれる心強い味方。

ごぎょう

ごぎょう・・・別名、母子草。
鎮咳作用があり、のどのケアによさそう。

冬場は空気が乾燥して
のどを痛めやすいですしね。

ほとけのざ

ほとけのざ・・・胃や腸の健康に一役かいます。

特にお正月は休みに入って
暴飲暴食しがちですので、
オーバーフロー気味な胃腸のケアをしてあげましょう。

すずな

すずな・・・株の昔の呼び名です。
葉の部分と根の部分とで含まれる栄養素が異なります。

葉の部分はビタミンが豊富で、
根にはアミラーゼ(でんぷん分解酵素)
が含まれています。
お正月はおもちをたくさん食べる時期
でもありますので、消化を助けてくれます。

すずしろ

すずしろ・・・大根の事です。
葉の部分はすずな(株)
と同じくビタミンが豊富です。

根の部分は消化酵素である、
ジアスターゼが含まれていますが、
七草粥にして加熱してしまうと
酵素が働かなくなってしまうので、
ジアスターゼを摂取したい時は
生のダイコンおろしで採りましょう。

七草粥はこれらをおかゆに加えて食べるのですが、
菜っ葉の味が苦手という方もいるかもしれませんね。

七草に含まれるビタミンの中には
水に溶ける性質を持つ水溶性の物も多くありますので、
できるだけゆでこぼしたりしない方がいいでしょう。

どうしても気になる場合にはだしを濃いめにしてみるとか、
中華風とかの味付けにしてみるとかがおすすめです。

七草粥を食べて一年の無病息災を祈りましょう。

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